嘉義県政府
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県知事
 知事のご挨拶
 

※伝承と挑戦の中、新たな局面を切り開く
第16回嘉義県知事就任演説全文
監督者の法務部王部長、陳前県知事、呉副県知事、ここにお越しくださった来賓の皆様、先輩の皆様、県政府の職員の皆様、マスコミの皆様、そして、私が最も敬愛する嘉義の皆様、こんにちは。

※女性県知事で、嘉義に新たな取組み
この第16回嘉義県知事就任宣誓式典で、共に嘉義県の歴史的瞬間の目撃者となってくださる皆様、ようこそお越しくださいました。この歴史的な意義は、私が嘉義県最初の女性県知事であり、また民進党が初めて嘉義県政の引継ぎを行うことにあります。これは、保守の伝統をもつ嘉義県も真の男女同権を実践できるのだということを表わし、また、民進党の嘉義県における県政が高い評価を受けただけではなく、しっかりと根を下ろし、力強く成長していく新たな時代に入ったことを表わすものでもあります。

※県政を託してくださった県民に感謝
この歴史的瞬間に私が心から深く感謝申しあげたい事は、この度の中傷合戦、また買収が行われるといった良くない気風の下、県民の皆様が素晴らしい知恵と決心を見せ、投票用紙によって「嘉義優先、県民第一」の理念に賛同いただいたことです。
私が嘉義の県政を行っていくうえで、この県民の皆様の委託と信頼こそが、挑戦に立ち向かう大きな力となります。
次に、共に選挙を戦ってきた仲間たち、そして私の家族にもお礼を言いたいと思います。
そして、第三に感謝申しあげたいのは、陳明文県知事と県政府の皆様の8年にわたる努力です。嘉義県政のために、素晴らしい基礎を打ちたて、今回の選挙で勝利を収めるための重要な土台を築いてくださいました。先輩方のご苦労が無ければ、この喜ばしい勝利はありませんでした。

第四に、前行政院長の蘇貞昌氏、謝長廷氏、游錫堃氏、そして、蔡英文主席と蘇嘉全秘書長などの先輩方を始めとする、民主進歩党の多くの素晴らしい仲間たちの全力の応援に感謝を申しあげます。

私、張花冠はこれより、「清廉、県政に勤しむ、郷土愛」の中心的価値に則り、台湾本土路線を堅持して、「品質保証の緑の政治」の看板に磨きをかけ、「嘉義優先、県民第一」の選挙公約を具体的に実践してまいることを、ここで宣誓いたします。

※21世紀の危機と挑戦
21世紀の未来に、私たちは3つの厳しい挑戦に立ち向かいます。
第一に、私たちは、大自然の変化の挑戦に直面します。世界における人類の過度の開発と地球温暖化によって、洪水と干ばつが発生する頻度が益々高まってきています。同時に、世界における省エネルギーと二酸化炭素排出の要求と規制が益々厳しくなっています。環境を守るという要求の下、生活を改善する経済成長は、必ず抑えられ、また縮小されることになります。この勢いは本来商工業の発展条件の整っていない嘉義県にとっては、大変厳しいものであります。

第二に、中国と台湾両岸の政治的環境の変化の挑戦があります。国民党が国政を執ってから、対中政策は、極めて中国側に偏ったものとなり、ECFA(両岸経済協力枠組み協議)から学歴の承認まで、幾度も農家の方々と若い学生の基本権益が無視され、嘉義の農業と若者の就業はよりひどい状況に陥ってしまっています。

第三に、国内の両極化の激しい変化の挑戦です。M字型社会と、都市と農村の格差が絶えず拡大し、極端化して、「社会的弱者グループ」と「へき地地区」は、はるか遠くの不利な片隅に追いやられています。心を痛めさせられるのは、嘉義県は高齢者人口が最も多い県であり、またへき地の郷鎮が最も多い県でもあります。このことから、将来は政府の行政資源を活用して、この格差を改善・縮小するよう努力する事が、地方政府の避けられない基本的な責任です。   

これまでに述べたこれらの変化と挑戦に直面して、県政府の行政機能と職員の気持ちも変わってこそ、この変化に適応でき、また厳しい挑戦に立ち向かっていく事ができるのです。      

戒厳令の時期からこれまで、県政府の行政機能と職員の気持ちは、県政府を権力と資源の配分を決定する中心であると見なしてきました。今後、私たちは任務をしっかりと見据え、気持ちを切り換えて、県政府を「サービスの改善」と「効率の追求」を行う行政プラットフォームにしていかなければなりません。

県政府が率先して、より多くのサービスとより良い効率を用いて、これらの変化に立ち向かっていくことで、私たちは厳しい挑戦の中から、自らの将来の新たな局面を切り開く事ができるのです。

より多くのサービスを着実なものとし、より効率を高めるために、より多くの県民の皆様の参加が必要です。私は、これまでの「執政団体」という古い考えから脱け出し、県民の皆様から成る団体で県政を執り行っていきたいのです。民間、個人、市民団体、企業等の社会の各層を問わず、県政への参加を呼びかけ、共に県政に関心を持ち、民間の元気、活力と創意で、私たちの県政の質を高めて行きたいと願っています。

 

※将来の展望
8年に渡って、陳明文県知事の取り組みと貢献は、皆様は良くご存知のことと思います。また、県民の皆様はこの度の選挙において、投票用紙でそれを高く評価してくださいました。陳明文県知事の進歩路線を延長し、緑の執政の展望を受け継ぐために、私は嘉義の皆様に対し「嘉義優先、県民第一」の8文字を、私たちのこれからの県政の中心的価値と行動原則とすることをここにお約束します。

先ほど述べた両極化の趨勢の中、私たちは不利な一方におります。私は、中央政府が雲林・嘉義地区の産業経済発展の弱さと、県・市合併昇格後により悪化する都市と農村の格差と財政難を重視するよう期待しています。また、離島建設条例の立法精神に照らして、「雲嘉農業特区」を策定し、「300億雲嘉農業建設基金」専用特別予算が計上されることを願っています。この特別予算があれば、この劣勢を跳ね除けて、農家の皆様をケアし、農村を改善し、農業を守っていく事ができるのです。

選挙の過程で、私は嘉義県の将来10年における全体的な都市建設の方向を提案しました。それが「幸福嘉義7大政策」と「嘉義Next-10七大旗艦計画」です。就任後、私は中央の高級官僚、社会の有識者、学者・専門家、18郷鎮市の代表と会合を開いて検討する以外にも、より多くの民間の方々の参加を期待しています。民間の活力を取り入れると共に、より多くの若者が私たちに提案をしてくださり、私たちの取り組みに参加して県民の「団体執政」のモデルを成立させることを願っています。

嘉義県知事として、モラーク台風被害後の再建において、中央がそのスピードを速め、一日も早い被災地の再建を完了させることを願っています。この他にも、馬英九総統には、その約束を守って、中国と台湾の両岸三通の直通航路の港としての布袋港の開発を願っています。また、故宮南院のアジア文化芸術園区の予定期日どおりの開館運営もお願いを申しあげます。

※進歩を見て、幸福へ向かう
皆様、選挙の激情はすでに過ぎ去り、今こそ団結の始まりの時です。私たちには言い争いをしている時間は無く、また分裂できるものでもありません。団結こそが、嘉義に競争力をもたらすのです。

21世紀は変化の世紀です。嘉義県の変化は県政府から始まります。より親切なサービス、より良い効率、新たな発想で嘉義を変革してこそ、伝承と適応という挑戦の中で、新たな人生と出口が見つかるのです。

県民の皆様、職員の方々、進歩はもう見えました。幸福は私たちで実現しようではありませんか。人々の力は、巨大な歴史の車輪を動かして前進します。前に広がる道は、険しい茨の道かもしれませんが、私は自身に満ち溢れています。それは、嘉義の皆さんの質朴で勤労な県民性なら、必ず全ての困難と挑戦を克服して、幸せな明日を切り開く事ができると、私は信じているからです。

県民の皆様、職員の方々、進歩はもう見えました。幸福は私たちで実現しようではありませんか。

人々の力は、巨大な歴史の車輪を動かして前進します。前に広がる道は、険しい茨の道かもしれませんが、私は自身に満ち溢れています。それは、嘉義の皆さんの質朴で勤労な県民性なら、必ず全ての困難と挑戦を克服して、幸せな明日を切り開く事ができると、私は信じているからです。
最後に、皆様のご健康とご発展をお祈りいたします。
ありがとうございました。

県知事
張花冠 
2009/12/20

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